ブラジル 12年ぶりコパ制覇

現地時間7月7日、ブラジルで開催されているコパ・アメリカは、リオデジャネイロのマラカナンスタジアムで決勝が行なわれ、2007年大会以来12年ぶり9度目の優勝を目ざすブラジルと、1975年以来44年ぶり3度目のタイトル獲得を狙うペルーが激突した。

 立ち上がりからペルーの組織的な守備に手を焼き、なかなかチャンスを作れなかったホスト国ブラジルは15分、最初の決定機をモノにする。

 右サイドでガブリエウ・ジェズスが巧みにボールをキープし、絶妙のクロス。逆サイドから走り込んできたエベルトンが鮮やかなボレーで叩き、幸先良く先制点を挙げた。

 23分には、ロベルト・フィルミーノが左サイドから送り込んだクロスに、フィリッペ・コウチーニョが右足のアウトで合わせるも、枠を捉えられない。左SBアレックス・サンドロのクロスにフィルミーノがヘッドで合わせた36分のシュートとともに、惜しいチャンスだった。

 開始2分のクリスティアン・クエバのFK以外はチャンスらしいチャンスがなかったペルーに、絶好機が巡ってきたのは42分だった。エリア内でパスを受けたクエバの折り返しがDFチアゴ・シウバの手に当たり、PKを獲得。これを主砲パオロ・ゲレーロが落ち着いて決めて44分に同点に追い付く。

 今大会初失点を喫したブラジルは、しかしすぐに突き放す。前半アディショナルタイム3分、フィルミーノのパスカットからショートカウンターが発動。アルトゥールが持ち込んでラストパスを送ると、G・ジェズスが冷静に流し込んだ。
 
 後半も追加点を狙ってセレソンが攻め立てる。50分にはエリア内でG・ジェズスからパスを受けたコウチーニョが狙うも、ゴール左に外してしまう。その後も53分、56分とフィルミーノが立て続けにシュートを放つなど、攻撃の手を緩めない。

 しかし70分、G・ジェズスが2枚目のイエローカードを受けて退場。その後はペルーに押し込まれる展開が続く。

 何とか反撃を凌ぐと、87分にエベルトンがドリブルで仕掛けてPKを奪取。これを途中出場のリシャルリソンがゴール左隅に決めて、勝負を決めた。

 3-1で勝利し、12年ぶり9度目の南米王者に輝いたブラジル。大会直前にエースのネイマールが故障で離脱し暗雲が立ち込めたチームが、見事に地元で凱歌を上げたのだった。

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