日本生命、日本郵便に委託販売停止要請

日本生命保険は19日、日本郵便に対し委託している自社商品の販売を当面停止するよう求めたことを明らかにした。日本郵便で保険料の二重徴収など不正販売問題が発覚したため。要請への対応について日本郵便は、毎日新聞の取材に「最終決定していない」とコメントしている。

日本郵便は不正販売問題を受け、全国の郵便局で当面、グループ会社のかんぽ生命保険の商品の積極的な販売を自粛している。一方、日本生命やアフラックなど他の生命保険会社から販売を委託されている商品については、従来通り販売を続ける考えを示していた。

 だが、現場の郵便局員の販売手法が問題視されていることもあり、委託元の大手生保からは「かんぽ商品だけ販売を控えるのはおかしい」との指摘が出ていた。

 日本生命が販売委託しているのは、契約者が支払う保険料を外貨で運用する「変額年金保険」。運用成績によって給付金額が変わるため、顧客にリスクについて丁寧な説明が求められる。約1000カ所の郵便局で販売している。販売停止は18日に要請した。

 日本郵便に医療保険の販売を委託している住友生命保険も19日までに、積極的な販売を自粛するよう要請。日本郵便は販売を続ける考えを示しているが、かんぽ商品とセットで販売されているため事実上、販売を控えている状況となっている。

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